QRコードが乗船券になっていました。

神戸空港から関西国際空港に出かける用事があり、
乗船券を購入すると、なんとそこにはQRコードがありました。

よくよく考えると、すでにお金のやり取りはペイペイを代表する、なんとかペイがいくつも出てくる時代ですし、乗車券類も実用化されていておかしくはない時代です。すでにヨーロッパの鉄道会社ではQRコードが主流となっていて改札はQRコードスマートフォンで読み込んでいました。

実は数年前に広島県スカイレールというロープウェーの様な新交通システムに乗車したことがありますが、そこで初めてQRコードが印字された乗車券を見ました。当時は珍しかったのを覚えています。そのスカイレースは維持が大変で2024年の4月30日に運行が終了となり、バスに移行します。

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少し離れた山の上というか、丘の上に住宅地が立てられたところには場所によって斜行エスカレーターやモノレールなどが運行されたりしますが、少子化の影響で経営が余り良くなく、バスに転換されたり、歩く事を前提に垂直エレベータなどに変更されて便利な交通機関から遠ざかってしまうのがトレンドなのかも知れません。

話が脱線しました。

現在QRコードやバーコードは生活に必須となっていて、先日宝塚の特別支援学校向けの仕事体験フェアでもバーコードの読み取り作業は楽しく体験されたみたいです。説明は難しかったようですけど。今度鉄道の切符にもICカードの代わりにQRコードが活用されていくニュースも流れていて、時代は低コストで情報連携というのがITの世界でも常識になっていくようです。

 

便利さと安全性を兼ね備えたパスワード管理の新方法

 新型コロナが2類から5類に移行し、少しずつ旅行などに行きたい人や商店街など街の中の人も戻ってきました。また、DXの波が一般の方にも浸透して、ある問題が起きています。
 最近とある航空会社のマイページを見ると、延長していたマイルのポイントで本来の期限が過ぎたものに対しては4月から無効になるというお知らせが飛んできました。また、JRの特急券も基本チケットレス発行で安価で発行する代わりに、窓口で購入する場合は値上げになる動きもあります。
 その一つがアカウントとパスワード管理の問題を本日は取り上げます。

 パスワードはいつも紙で管理している方を良く見かけます。確かにその紙さえ持っていれば良いですが、紙を無くした場合や大量のアカウント、パスワードの整理が出来ないとお悩みをいただく事があります。

 とは言え、各システムのパスワードは別にするのが望ましく、その理由は一つパスワードがばれてしまうと、ご自身が使われているIDが全て分かれば利用するサービスが悪意を持った人から自由にアクセスされてしまいます。パスワードさえ統一すれば便利という時代では無くなった時代になっています。

 それを踏まえて、パスワードの管理の仕方をプロの立場でお伝えします。

1.ブラウザのパスワードマネージャーを使う
 最近のブラウザ(Microsoft Edge,Google Chromeなど)では、パスワードマネージャーの機能が搭載されています。その機能を使ってパスワードを管理していきます。

2.市販のパスワードマネージャーソフトを使う
 フリーソフトでもありますが、パスワードマネージャーを使って管理をするやり方です。

3.2段階認証を使う
 MFA機能を使う事により、パスワードに加えてワンタイムパスワードを発行するソフトウェアを使うことにより、堅牢性を高めていく方法です。上記に加えると不正アクセスのリスクを減らすことが出来ます。
 以下のソフトウェアがあります。
 ・Microsoft Authenticator
 ・Google Authenticator

私は1.ブラウザのパスワードマネージャーを使う、と3.2段階認証を使ってほとんどパスワード忘れが無いように対応しています。最近だとスマホに2段階認証のアプリを入れる事により、金融機関向けのトークンを所有することも無くなり、便利になりました。

今一度、パスワードの管理を考え直してみてはいかがでしょうか?

業務改善とITツールのよもやま話

2023年も終わりに近づき、年を越そうとしている日、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

田舎でSEをしていて、経営者をさせて頂いているものです。

 

ブログを復活して、経営者としての記録を残していったり、ITツールで思ったことなどを書いていったりしています。

買い切りとサブスク

この数年間で変わった事と言えば、ソフトウェアはサブスクでの購入が当たり前になった事ですね。コロナ前、2015年ぐらいから私はサブスクに揉まれていった気がする。当時はマイクロソフトのOfficeはどこかのタイミングで55000円ぐらいするAccessを含んだセットのソフトウェアを勇気を出して買いに行った。それは有効に活用できたか?となるとそうでもなかったりする。

その時に便利になってきたのがオープンソースソフトウェアのLibre Officeというソフトウェア。ワープロ表計算はそれなりに使える、 Officeソフトは不要になるのでは無いかと思っていました。

2015年からそこから風穴を開いていったのがGoogleの各種 Officeソフトだと思っています。Googleどこでも編集でき、誰とでも同時編集できる当時神ソリューションだったと記憶している。それについていったのがMicrosoftの Officeです。Microsoft Officeは2019年から同時編集がようやく可能になったと記憶していて、今では必須のツールです。

日常生活でもサブスク

スマホの容量を確保するのにサブスクで数百円払って容量を獲得。これによって写真を検索できるように便利になった。ただ格納するだけのデータでは無くなった。一方、大容量のクラウド領域を確保使用するとお金がかかっていて、これで何とかしようとするとNASを自宅とか、会社に導入して運用している。こちらの方が、管理は楽。音楽を入れたりしていたけど、ここ数年で音楽も動画もサブスクになっていって、コレクションからジュークボックス、有線放送みたいになっているのが、難点かもしれない。

ITツールのサブスク

Officeもそうですが、日本語入力ソフトも業務システムもサブスク化する世の中。資産からコモディティー化(消耗品)になっていくサブスクの世の中。ツールの使い方が下手になっていくような気がする。そして気軽に試せるみたいな世の中に、そしてとうとうサーバーまでAWSとかAzureなどのクラウドになってサブスクでの料金請求に追われる始末。

開発する我々としても、制作費と保守費と別々に頂いて、保守費で会社の運営にその費用を回しながら、仕事をさせてもらっている毎日。一方ユーザーからはサブスクが嫌な人もいて、そのユーザーは自分でソフトウェアを開発したり、古いWord Excelを使ったりして保守している。では、オープンソフトなLibreOfficeは不便だから使わないという人が実はサブスクで Officeを契約しない人より多いのではと思うようになった。

良いソフトウェアは使うけど、購入資金は抑えたいという。

しかし、サブスクにすると一人一人の経費に紐づけられて、いなければ解約すれば良いので、サブスクで運用すればいいじゃん?という考えになっている今日この頃。1回購入していつ辞める人が発生するか、無駄な契約が発生しないかを考えなくても良いのが、利点ではある。

終わり

サブスクで必要なものを必要なだけ購入というのは割と筋に通っていると思う。有効に各種のツールを使って効率的な運営ができるのに気がついたので、今回の記事を起こしてみた。たまには保守が高くて、サブスクは嫌だというお客さんはいるけど、運用してから誰が面倒見るのが分かっているのであれば問題はないけど、運用する対価が保守料であって、高いからいって安易に解約するとか、価格だけでその他のベンダーに切り替えることは危険だとおもいます。契約した時はいいけど、OSやバージョンが変わって同じソフトを更新したいという時はその当時の技術を知っている人がいないので、POC環境を作って製品を選定してという流れになると思います。あとは保守の情報はこちらから調査しないいけなくて、インフラの情報が無いままで進行している。

使えなくなってしまってから保守終了後高価なお金を払って再構築を進めていくプロジェクトをやっていくのはけっこう厳しいものがあり、ただより高い買いものは無いことになってしまう。

ですので経済を動かしていくためにもITツールも投資の一部として投入してもらえれば大丈夫かと。